4日目② 2/8

ラオカイに戻り、ハノイまでのチケットを探していると、
駅前で中国語ができるベトナム人のおばちゃんにチケットを
買わないかと声をかけられる。

チケットを購入したが、次の列車は20:40発とのこと。
とりあえず、昼食を取り、バイクをレンタルして市内を見て回ることに。

少し離れると、田園地帯。
日本の田舎の景色に似ている。


夕食はフォー!
しかし、なんでベトナムの食卓の椅子は
風呂場の椅子みたいに低いのだろう。
食べづらくてしょうがない。

対面にいたベトナム人のフォーの食べ方を研究する。

①箸とレンゲをティッシュで拭く
②ライムを真ん中に絞り、しぼりかすをサッと床に投げて捨てる。
③ライムから落ちた種をレンゲですくい捨てる
④全体をかき混ぜ食す。

この動作をテレビを見ながら、かなりゆっくりと行うところがポイントだと思う。
以後フォーを食べるときは、この作法をまねて食べた。

列車を待つ間焼きトウモロコシを食べていると、
隣にいた若いにーちゃんが、きれいな中国語でお前中国人か?と聞いてきた。
日本人だというと、日本人もトウモロコシ食べるのかと
驚いていた。
ベトナム人と日本人が中国語で話をしているのは、
不思議な感じだが、将来アジア圏では中国語と英語が公用語に
なっていくのだろうか?


列車が到着し、乗り込む。
チケットには10号車の2番と書いてある。
乗り込むと、木目調の壁で、きれいなベットだった。
中国の寝台列車とは大違いだなと思っていると、
別の客がそこは自分の席だからどけろと言われたから、
駅員に聞いてみると、この車両じゃねぇとのこと。
どうやら、
「10号車」ではなく「1a号車」とのこと。


ん、なんかaがつく番号ということは、もっといい車両か!と思って、
駅員についていくと、バイクを載せている車両を指さして、ここだと言う。
まさか物置!?
悪い方に特別な番号だった。

と思っていると、その奥に駅員用の仮眠室へ。
正規の席ではないみたいで、駅員が自分は床に寝る代わりに、
ベットを売っているようだ。
(本当に床で寝ていた)

どおりで俺のチケットだけ紙なわけだ。

けど、きれいなとこより、こっちの方が面白い。
中国と違って、ベットが臭くなかった。

もうひとつのベットに若者がハノイに上京するらしく、
友達グループがかなりハイテンションで送迎していた。

自分が日本人だとわかると、さらに興奮して、アニョハセヨ!と連呼していた。。
まあ、いいけど。