ムハマド・ユヌス自伝
というものを読んでいる。
マイクロクレジットを考案した方だ。
バングラディッシュの貧困という問題をどのように
解決していこうとしていたかの部分が面白い。
通常貧困国への支援は、道路を作ったり、橋を作ったりという
長期的な支援であり、実際の貧困者が貧困から抜け出す手助けに
なりにくい場合がある。
彼らは、
実際の貧困の村に行き、現状をヒアリングし、問題点を見つけ、
ソリューションを生み出した。
それを貧困現場で行った。なので、現場の貧困者の改善になった。
その部分は我々の業務に近い部分がある。
防備録として記す。
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【As-Is】
①仲買人から借金(16¢)
②借金で現材料購入
③椅子を生産
④仲買人へ売却(17.6¢)
【問題点】
・材料を購入するお金がないため、仲買人から借金。
・高利の利子
・生産物を市場価格よりも安い値段で仲買人に売る
・材料を購入するために、永遠に借金をするサイクルに
【Solution】
・グラミン銀行が小額で低金利のマイクロクレジットを貸し出す
・生産者は直接市場で生産物を売ることで、仲買人の搾取を
防ぎ、市場価格で売りさばく
【To-Be】
①マイクロクレジット(16¢)
②①で現材料購入
③椅子を生産
④市場へ売却(50¢)
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